オリ戦力外から4年…異国経た元ドラ1が掴んだ場所 SNS更新「もう一度東京Dに」

元オリックス吉田が社会人マルハンでプレー
元オリックスの吉田一将投手が15日、自身のインスタグラムを更新。来季から社会人野球のマルハン北日本カンパニー野球部(マルハンGIVERS)でプレーすることを発表した。「もう一度、都市対抗の舞台・東京ドームに立ちたいという思いが、心の奥に残り続けていました」と明かした。
吉田は青森山田高から日大、JR東日本を経て2013年ドラフト1位でオリックスに入団。2016年には54試合に登板するなど、リリーフとして活躍。しかしその後は徐々に登板数が減り、2021年にはプロ入り後初の1軍登板ゼロに。2軍でも24試合の登板で防御率7.66に終わり戦力外通告を受けた。
2022年からは当時BCリーグに所属していたアルビレックスBCに加入。オフにロッテの入団テストを受けたが不合格となった。球団名がオイシックスに変更となり、2軍に参入した2024年は36試合に登板し、1勝3敗、防御率2.21だった。
同年8月に台湾プロ野球(CPBL)の台鋼ホークスと契約合意。同年は15登板で防御率0.57と圧倒したが、今季は13試合の登板で、3勝6敗、防御率5.10に終わっていた。
吉田は自身のインスタグラムで「館山監督は大学の先輩であり、これまで数年にわたり自主トレを見ていただいてきた方です。その監督のもとで、新しいチームとともに、これからを創っていく。都市対抗を本気で目指せる環境に身を置けることを、誇りに思います」と綴った。
(Full-Count編集部)