鷹、日本一も4人目の保留 野村勇もサインせず…今季12発&18盗塁の大躍進「もう少し考えたく」

ソフトバンク・野村勇(撮影は2022年)【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・野村勇(撮影は2022年)【写真:福谷佑介】

柳町、大津、谷川原に続いて4人目

 ソフトバンクの野村勇内野手が16日、みずほPayPayドームで契約更改交渉に臨み、来季のサインを保留した。今オフ、柳町達外野手、大津亮介投手、谷川原健太捕手に続き、チーム内で4人目となった。

 今季の年俸は2100万円(推定)だった。野村は球団広報を通じて「すぐに決められるようなことではないので、もう少し考えたく、保留させていただきました」とコメントした。

 プロ4年目だった今シーズン、今宮健太内野手の負傷離脱をきっかけに、5月から遊撃を中心にスタメンに定着。126試合に出場し、打率.271、12本塁打、40打点18盗塁といずれの項目でもキャリアハイの成績をマークした。阪神との日本シリーズ第5戦では、延長11回に勝ち越しソロを放ち、チームを5年ぶり日本一に導いた。

 11月15、16日に行われた野球日本代表「侍ジャパン」の韓国代表との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」では代表に選出された。野村はルーキーイヤーの2022年にわずか203打席で10本塁打を放つインパクトを残すも、その後2年間は故障などで低迷。チームのリーグ優勝、日本一に大きく貢献する大躍進のシーズンとなっていた。

(Full-Count編集部)

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