村上宗隆は“弱小球団”が「素晴らしいフィット」 元GMが推薦するワケ「躊躇する理由はない」

村上宗隆の移籍先…元GMが語る“獲得すべき球団”
ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指すヤクルトの村上宗隆内野手は、どのチームのユニホームが似合うのか。MLBネットワークのラジオ番組「シリウスXM」は、公式X(旧ツイッター)にて動画を掲載。動画の中では、ゲスト出演した元メッツGMのジム・デュケット氏が「彼(村上)は2年契約を結ぶのではなく、長期契約でここ(MLB)に来るのだ」と話している。
村上の交渉期限は米東部時間12月22日午後5時(日本時間23日午前7時)に迫る中、その去就は依然として不透明なまま。デュケット氏は「一般的に彼くらいパワーのある選手が市場にいることは少ないし、シュワーバーやアロンソは(すでに)契約してしまった」と私見を述べている。
市場に残っている村上を欲しがる球団について、デュケット氏は「パイレーツは良いアイディアだし、彼らはこういうリスクをとるべきだ。彼らはパワーがある選手を喉から手が出るほど欲しがっている。素晴らしいフィットになると思う」と今季91敗を喫したチームへ、“積極的”に村上の獲得を推薦していた。
さらにデュケット氏は「またプレミアム級の(日本人)選手が登場したとき、獲得歴があることで(交渉が有利に)働くかもしれない」と、今後メジャーに移籍しそうな日本人選手への“アピール”にもつながると紹介した。
司会者が「ホワイトソックスはどうですか? 成長しているチームです。資金も多少はあります」と話題を振ると、デュケット氏は「賛成するよ。彼らにとって素晴らしいフィットになると思う。躊躇する理由はない」と同調。今季102敗したホワイトソックスの“出馬”も推薦していた。
(Full-Count編集部)