元ド軍右腕に年俸19億円は「払いすぎだ」 判明した金額が物議…退団後に低迷→得た大金

2025年途中までドジャースでプレーした右腕
カージナルスは17日(日本時間18日)、レッドソックスからFAとなっていたダスティン・メイ投手を1年契約で獲得したと発表した。今季後半は苦戦する試合も続いたが、年俸1250万ドル(約19億4500万円)の契約をゲット。ファンからは「払いすぎだ」「とんでもない」と疑問の声があがっている。
メイは2016年ドラフト3巡目(全体101位)でドジャースに入団し、2019年にメジャーデビュー。大きく曲がるスライダーとシンカーを武器に2020年には3勝を挙げたが、翌年にトミー・ジョン手術、2023年には再び右肘を手術した。昨季は7月にサラダを喉に詰まらせて急性食道破裂を起こし、7時間にわたる緊急手術を受けるなどのアクシデントにも見舞われて登板がなかった。
今季復帰を果たすと、ドジャースでは19登板(18先発)で6勝7敗、防御率4.85。トレード期限直前の7月末にレッドソックスへトレードされた。移籍後は6試合で1勝4敗。8月下旬には大量失点の試合が続くなど、移籍後の防御率は5.40でシーズンを終えていた。
ESPNのジェフ・パッサン記者によると、2027年シーズンは相互オプションとなっており、年俸は2000万ドル(約31億1200万円)だという。
昨季までは登板数最多は2019年の14試合。今季はチームを跨いでキャリアハイとなる25試合に登板した。カージナルスは先発として試合数を任せられると踏んだのか、年俸1250万ドル(約19億4500万円)でメイを獲得。X(旧ツイッター)ではファンから「なんだって? クレイジーだ!!」「1250万ドルだと!?」「カージナルスはそのオファーを出す前に彼の投球を見たのか?」「払いすぎだ」「メイには500~700万ドルを考えていたんじゃないのか?」「とんでもない過払い」「彼に1250万ドルはクレイジーだ」と疑問の声が噴出している。
今季地区4位に終わったチームは、オフにソニー・グレイ投手をトレード放出。マイルズ・マイコラスはFAとなるなど、投手陣の再編を求められている。
(Full-Count編集部)