残りわずか5日も…村上宗隆について「情報がない」 米敏腕記者が困惑、“音沙汰無し”の現状

ヤクルト・村上宗隆【写真:古川剛伊】
ヤクルト・村上宗隆【写真:古川剛伊】

交渉期限は日本時間23日午前7時

 ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指すヤクルトの村上宗隆内野手の交渉期限が、米東部時間12月22日午後5時(日本時間23日午前7時)に迫っている。MLB公式サイトのマーク・フェイサンド記者は、期限まで1週間を切っていながら、移籍先に関する情報がほとんど出てこない現状を指摘した。

 村上は2022年に打率.318、56本塁打、134打点で3冠王を獲得するなど、NPB通算8年間で843安打、打率.270、246本塁打、出塁率.394、OPS.951と圧倒的な成績。今季は故障でわずか56試合出場に終わったが、22本塁打をマークした。打撃力は高評価の一方、三塁守備については懐疑的で、多くのチームが一塁手として村上を見ている。

 交渉期限までは1週間を切った。上旬に行われたウインター・ミーティングでは一塁手ピート・アロンソのオリオールズ加入が決定し、次に移籍先が決定する一塁手は村上とみられている。

 そんな中、米敏腕記者たちは、村上の情報が全く上がってこないことを指摘。フェイサンド記者は記事の中で「彼の市場の現在地がどうなっているか、または、どの球団が最も強い関心を示しているのかについて、具体的な情報はあまりなく、25歳の強打者を巡る現状を把握するのは困難」と現状を指摘。選手の移籍速報を数多く報じてきた「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者も15日(同16日)に「ミステリーは続く」と伝えていた。

 水面下で各球団と交渉中とみられるが、残る5日間で村上の移籍先が決定する。

(Full-Count編集部)

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