CBO就任、桑田真澄氏は新潟で何をやる? 監督へ助言、選手育成…「球団独自の文化づくり」

オイシックスのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に就任した桑田真澄氏【写真:加治屋友輝】
オイシックスのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に就任した桑田真澄氏【写真:加治屋友輝】

オイシックスが桑田氏のCBO就任会見を都内ホテルで開いた

 オイシックスは18日、桑田真澄チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)の就任会見を都内ホテルで開いた。CBOの役職でどんな仕事に従事するのか。

 桑田氏は2021年に巨人の1軍投手チーフコーチ補佐として現場復帰。投手チーフコーチ、ファーム総監督、ファーム総監督、2軍監督と歴任してきたが、CBOでは何をやるのか。この日の会見で配布された球団リリースに桑田氏に託される職務が記されてあった。

「CBOのミッションは『強く、愛され、選ばれる球団』になるための球団の文化とブランドの構築です。桑田氏には、そのミッション達成に向け、首脳陣、選手、スタッフを含めたチームを統括的に俯瞰し、球団の基盤強化・発展、およびチーム編成の強化を担っていただきます」

 具体的には監督・コーチ・チームスタッフへの助言・指導、選手育成のための育成メソッド考案への助言に加え、練習環境の構築・整備、選手の評価など多岐に渡る助言を行うという。

 オイシックスはドラフトで指名漏れした若い選手やNPB球団から戦力外通告を受けて再起を目指す中堅・ベテランで構成されるチーム。勝利と同時にNPBへの輩出・復帰を目指す球団のチーム作りは難しく、強いリーダーシップと指導力が求められる。

「2025年は球団史上最多となるドラフト指名を3名(本指名1名、育成指名2名)を得ることができましたが、今後もNPBでの活躍を見据えた選手の輩出、そして持続的に輩出できる育成メソッドの考案が必要です。桑田氏には、技術的な指導だけでなく、プロフェッショナルとしての心構えなど、球団独自の文化づくりを担っていただきます」

 桑田氏への期待は大きい。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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