桑田真澄CBOが語った巨人への感謝 新潟に「全て注入したい」…拠点は都内、ユニ着用予定なし

CBO就任会見に出席した桑田真澄氏【写真:加治屋友輝】
CBO就任会見に出席した桑田真澄氏【写真:加治屋友輝】

都内ホテルで就任会見「微力ですが全力を尽くしたい」

 オイシックスは18日、桑田真澄チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)の就任会見を都内ホテルで開いた。「また新たな挑戦をしたいなと思いまして契約しました。微力ですが全力を尽くしたいと思っています」と決意表明した。

 桑田氏は監督・コーチ・チームスタッフへの助言・指導、選手育成のための育成メソッド考案への助言に加え、練習環境の構築・整備、選手の評価など多岐に渡る助言を行う。「今は育成が大事だと思っています。将来的には勝利と育成を両立していくことが目標です。最終目標は日本野球のさらなる発展です」と言い切った。

 57歳の桑田氏はパイレーツでプレーした2007年を除き、NPBでは現役時代から指導者まで巨人一筋だった。「ジャイアンツではトータル5年間、1軍の投手コーチを含めてファームの総監督と経験させていただいて、本当にさまざまな学びがありました。それを全てオイシックスに注入したいと思っています」と意気込んだ。

 今後も都内を拠点に活動していく。「本当はフルに帯同するべきだと思うんですけど、来年の仕事が少し入っていましたので。仕事をしながら現場に行き、ミーティングをしながらになると思います。自分の中では月の半分以上は関わっていきたいなと思っています」と話した。

 現状はユニホームを着て指導する予定はない。「可能性があるチームだと思っている。新しい仲間と僕自身も学びながら」と前を向いていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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