佐々木朗希が手にする“臨時収入” マイナー契約→最低年俸も…懐に入る7500万円

ドジャース1人当たりの分配金は最大48万4748ドル
ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースのポストシーズンの分配金が、1人あたり48万4748ドル(約7542万円)になったと、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者らが伝えた。今年メジャー最低年俸でプレーした佐々木朗希投手も、“ボーナス”を手に入れた形となった。
分配金はポストシーズンに出場した全12球団が対象で、今年のトータルプールは1億2820万ドル(約200億円)。これを順位などに基づいて分配し、ドジャースへの分配金の総額は4600万ドル(約71億5500万円)、1人あたり48万4748ドルとなった。その全額を受け取る条件として、6月1日以降にチームに在籍していたか負傷者リスト入りしていたワールドシリーズ出場資格があった選手が該当するという。また、それ以降チームに在籍していなかった選手はチーム内の投票により全額か一部支給かが決まるとしている。
佐々木は昨オフにロッテからポスティングシステムを経由して移籍。「25歳ルール」に該当したためマイナー契約だった。3月の開幕直前にメジャー契約に変わったが、今季はリーグ最低保証の年俸76万ドル(約1億1900万円)でプレーした。
開幕ロースター入りしたものの、5月に右肩インピジメント症候群により負傷者リスト入り。メジャー復帰は9月下旬だった。ポストシーズンでは守護神として奮闘し、9試合に登板して2ホールド3セーブ、防御率0.84の好投でワールドシリーズ連覇に貢献した。ドジャースの選手1人当たりが得る全額は今季年俸の63%に相当し、大きな“臨時ボーナス”となる。
(Full-Count編集部)