ベッツ放出で失った“父親の威厳” 息子からキツい一言…元編成トップに同情「仕方ない」

Rソックスがベッツ放出…編成本部長の息子が「何やっちゃってんの?」
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手を放出したかつての決断が、意外な場所で波紋を広げている。当時レッドソックスのフロントにいたカージナルスのハイム・ブルーム編成本部長が、米ポッドキャスト番組に出演。実の息子から、ドジャースへのトレードについて「パパ、何やっちゃってんの?」と厳しく追及されたエピソードを披露し、ファンの間で「タジタジですね」と大きな話題となっている。
ブルーム氏は番組内で、野球好きに成長した長男が昨年、父親がベッツを放出した張本人であることに気づいたと告白。司会者が同情する中、ブルーム氏は「長い話なんだ」と答えるしかなかったという。組織として難しい決断を迫られる苦悩を明かしつつ、現在は若手の育成が日々の原動力になっていると強調したが、球界を代表するスターを放出した事実は、身内にとっても衝撃的だったようだ。
ベッツは2018年にレッドソックスで首位打者と「トリプルスリー」を達成し、世界一に貢献した。しかし、FAを前にした2020年にドジャースへ移籍。加入後も3度の世界一に輝くなど異次元の活躍を続けている。対照的にレッドソックスはベッツ放出後、地区最下位を3度経験するなど低迷。当時の決断の是非は、今なおメジャーリーグにおける議論の的となっている。
このエピソードにSNS上のファンも爆笑。「ウケる。息子さん、レッドソックスファンなんでしょう。大人になって事情を把握し、『犯人』が自分の父親と知っての台詞、お父さん、タジタジですね。」「そりゃ息子に『何やってんの?』って言われても仕方ないよな笑」「禁断のベッツ放出、本当に何やってんの?」「苦笑いするしかないよね」といったコメントが相次ぎ、親子のやり取りに注目が集まった。
(Full-Count編集部)