WBC米国代表が「ヤバくなってる」 “わずか”169億円で最強布陣「急に格上がり過ぎ」

タイガースのタリック・スクーバル(左)とパイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】
タイガースのタリック・スクーバル(左)とパイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】

米国代表の先発陣が「過去最強」と話題

 世界一を目指す米国代表の“本気度”がメンバー選出に現れている。米国代表の公式X(旧ツイッター)は18日(日本時間19日)、来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にタリク・スクーバル(タイガース)が出場すると発表。「過去最強のローテ誕生」と話題を集めている。

 米国代表に加わったスクーバルは今季31試合に先発し、13勝6敗、241奪三振、防御率2.21。奪三振はリーグ2位、防御率はリーグ1位を記録し、オフには2年連続でサイ・ヤング賞を受賞した。“先発最強左腕”の呼び声も高い29歳のメンバー入りで、懸念されていた先発陣にも目処が立った。

 ポール・スキーンズ(パイレーツ)とスクーバル、両リーグのサイ・ヤング賞投手とともに、奪三振王のローガン・ウェブ(ジャイアンツ)、今季13勝のジョー・ライアン(ツインズ)が先発ローテーションに入ることが予想されており、これまでの米国代表で最強の先発陣といえる。

 4人の年俸総額を見ていくと、スキーンズが1年82万ドル(約1億2900万円)、スクーバルが1年1015万ドル(約16億100万円)、ウェブが5年9000万ドル(約141億9800万円)、ライアンが1年600万ドル(約9億4700万円)で合計1億697万ドル(約169億円)。昨オフに、メジャー歴代最高額の15年総額7億6500万ドル(約1192億円)でメッツに加入したフアン・ソト外野手と比べると、“コスパ”の良さも際立つ。

 米国代表の先発陣に日本ファンは戦々恐々。SNSには「急に格上がり過ぎだって」「今年の米チームの先発ローテーション強すぎでしょ」「スキーンズ、スクーバルは強烈だな」「米国代表の面々が日に日にヤバくなってきてる」などの声が寄せられていた。

 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)がキャプテンを務める野手陣も、本塁打王のカル・ローリー(マリナーズ)やカイル・シュワーバー(フィリーズ)らが名前を連ねており、投打ともに超豪華メンバーで世界一を目指す。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY