村上宗隆、ホワイトソックス入団をSNSで報告 つば九郎に感謝「今後も見守っててね」

インスタグラムでファンに移籍決定を報告
ホワイトソックスは21日(日本時間22日)、ヤクルト・村上宗隆内野手と契約を結んだことを発表した。その直後、村上は自身のインスタグラムを更新し「報道にもありました通りこの度シカゴホワイトソックスと契約させていただく形となりました」と入団が決まったことを報告した。
村上は2年総額3400万ドル(約52億7000万円)でホワイトソックスと契約。背番号は「5」に決まった。投稿では移籍報告に続き「野球を始めた頃から僕に携わっていただき、指導していただいたたくさんの方々に感謝しています。僕の背中を押してくれた、球団関係者の皆様、最高のチームメイト、監督、コーチ、感謝しています」と、感謝の思いを伝えた。
続けて「何より天国にいる衣笠会長、ようやくスタートラインに立てました。この瞬間を会長と共有できないのは残念ですが、天国で『村上おめでとう。だけど、ここからだぞ頑張れ!』と声が聞こえます。死に物狂いで頑張ります」と、今年2月に亡くなった衣笠会長に向けて決意を記した。さらに「どんな時でも出迎えてくれたつば九郎! 今後とも見守っててね! 天国で美味しいビールが飲めてると思います」と、つば九郎へのメッセージも添えた。
投稿の最後には「ここからまた新しい道が始まること、シカゴホワイトソックスで野球ができること、メジャーリーグという夢であった舞台で野球ができること、今はその現実にとてもワクワクしています!」と綴り、MLBでの活躍を誓った。
村上は2022年に打率.318、56本塁打、134打点で3冠王を獲得。NPB通算8年間で843安打、打率.270、246本塁打、出塁率.394、OPS.951と圧倒的な成績を残し、日本屈指のスラッガーに成長を遂げた。今季は怪我の影響でわずか56試合出場に終わったが、22本塁打をマーク。2021年には五輪で金メダル、2023年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一と国際試合でも力を発揮した。
ホワイトソックスは過去に恩師の高津臣吾氏が在籍した他、井口資仁氏、福留孝介氏がプレー。村上が4人目となる。米スポーツ放送局「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、ホワイトソックスでは一塁手での起用が見込まれているという。
(Full-Count編集部)