最速159キロ右腕、佐藤幻瑛が米大学に編入 来年のドラフト上位候補…本人がSNS発表

仙台大・佐藤幻瑛【写真:加治屋友輝】
仙台大・佐藤幻瑛【写真:加治屋友輝】

ペンシルベニア州立大野球部公式SNSも歓迎

 来年のプロ野球ドラフト会議で上位候補と目された仙台大の最速159キロ右腕、佐藤幻瑛(げんえい)投手が22日、自身のインスタグラムを更新。ペンシルベニア州立大への編入を発表した。同大の野球部公式SNSも佐藤の編入を祝福している。

 青森県黒石市出身、柏木農高時代は甲子園出場なし。仙台大進学後にめきめき頭角を現し、今年の仙台六大学野球春季リーグでは7試合2勝1敗、リーグ2位の防御率0.67をマーク。常時150キロを超えるストレートに、140キロ台のツーシーム、130キロ台のカットボール、120キロ台のスライダーなどを交える超本格派投手だ。

 7月に開催された第45回日米大学野球選手権大会では、3年生ながら抜擢され、全5試合のうち3試合で救援して日本の大会3連覇に貢献した。来年のMLBドラフト候補でランキング1位のロック・チョロウスキーらを三振に仕留め、剛腕ぶりが米国関係者でも話題になっていた。

 佐藤はこの日「このたび、ペンシルベニア州立大学で学業と野球のキャリアを続けることを非常に嬉しく思います。はじめに、仙台大学で過ごした時間に心から感謝したいと思います。コーチング陣、選手、そしてチームに深く感謝しています。ここまで支えてくれた家族、ペンシルベニア州立大学のスタッフやコーチ、代理人事務所、そしてこの機会を実現するために関わってくださったすべての方に心から感謝しています」と思いを綴った。

 そして「これから始まる新しいチャレンジを楽しみながら夢に向かって、全力で取り組んでいきます。今後とも温かいご声援よろしくお願いします」と、英語と日本語でメッセージを届けている。

(Full-Count編集部)

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