鷹・牧原大成、1.5億円で契約更改 育成初の首位打者→50%増…球団に異例の“珍要求”も

契約更改後、会見に臨んだソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】
契約更改後、会見に臨んだソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】

育成出身初の首位打者を獲得

 ソフトバンク・牧原大成内野手が25日、みずほPayPayドーム内にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円アップの1億5000万円でサインした。今季初の首位打者を獲得し、「若い子はもっともっとやったほうがいい」と後輩たちに奮起を促した。(金額は推定)

 プロ15年目となる今季、125試合に出場し打率.304、5本塁打、49打点。初めて規定打席に到達し、育成出身では初の首位打者を獲得。また二塁手としてゴールデン・グラブ賞、ベストナインにも輝き、チームの5年ぶり日本一、2年連続リーグ優勝に大きく貢献した。

 来季に向けて「今年の成績を超えたいです。来年セカンドのレギュラーをずっと守れるように頑張っていきたい。けが人が出て、外野をやらないとなったらその準備もしないといけない」と意気込みを語った。

 球団側に対しては「若い子の練習が少ないので。色んなデータがあってという中ですけど、もっとやったほうがいいんじゃないですか」と伝えたという。さらに「ポスターにもっと出してくださいと伝えました」と要望したことも明かし、首位打者としてチームの顔となったことをアピールした。

 2023年オフに年俸変動制の3年契約を結んでおり、複数年契約結んだ当時は「僕も福岡、一生福岡で野球がしたい気持ちが強かった」と“生涯・福岡”を貫く覚悟を示していた。来季は契約最終年となる。

(Full-Count編集部)

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