ド軍が争奪戦に敗退? 28歳便利屋に“移籍候補”がまた浮上…気になる去就の行方

カージナルスとレッドソックスの交渉が進展?
争奪戦から一歩後退か。このオフのストーブリーグでも話題を集めるドジャース。トレード市場ではカージナルスのブレンダン・ドノバン内野手を狙っているとされたが、ここにきて“ライバル”が浮上しているようだ。
筆頭候補とされるのがレッドソックスだ。カージナルスとレッドソックスはこのオフ、ソニー・グレイ投手とウィルソン・コントレラス内野手のトレードをすでに成立させている。それでも、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者らによると、「両チームの取引はまだ終わっていないのかもしれない」という。
「協議の内容を知る関係者によると、カージナルスとレッドソックスは、内野と外野をこなすブレンダン・ドノバンをボストンへ送るトレードについても話し合っている。レッドソックスはアリゾナ・ダイヤモンドバックスのケテル・マルテとも関連付けられているが、ドノバンが(レッドソックスに)加入した場合は二塁手を務める可能性が高い」とした。もっとも、合意に近いわけではないとも付け加えている。
カージナルスは3年連続でプレーオフを逃し、今季は78勝84敗でナ・リーグ中地区4位にとどまった。このオフは新たに就任したハイム・ブルーム編成本部長の下で主力を放出している。その中でもトレードバリューが高いとされるのがドノバンだ。ここまで報じられてきた球団としては、ドジャースやマリナーズ、ジャイアンツなどが争奪戦に加わっているとされる。
ドジャースは今季ワールドシリーズを連覇したものの、ブルペンと外野に不安を抱え、ブランドン・ゴームズGMは補強を示唆。まだ外野には手を付けておらず、2022年にユーティリティ部門でゴールグラブを獲得したドノバンは“好み”のタイプでもある。果たして、その去就の行方はいかに。
(Full-Count編集部)