巨人入りで“覚醒”した右腕 期待の元ドラ1は続々退団…現役ドラフトの光と影

巨人から自由契約となったオコエ瑠偉(左)と巨人・田中瑛斗【写真:小林靖】
巨人から自由契約となったオコエ瑠偉(左)と巨人・田中瑛斗【写真:小林靖】

巨人は過去の現役ドラフトでオコエ、馬場、田中瑛を獲得

 2026年シーズンも新たな“成功例”は誕生するのか――。巨人は第4回現役ドラフトで日本ハムの松浦慶斗投手を獲得した。2025年シーズンでは同じく日本ハムから獲得した田中瑛斗投手が活躍しただけに、注目される。

 松浦は大阪桐蔭高から2021年ドラフト7位で日本ハムに入団。186センチから投げ下ろす威力ある球が武器の22歳左腕で、2022年に1軍デビューするも1登板で1回2失点。2024年は5試合に登板して防御率2.25で、今季は1軍登板がなかった。巨人からは菊地大稀投手が日本ハムに指名された。

 現役ドラフトでの日本ハム→巨人といえば、第3回で加入した田中瑛は、日本ハム時代の7年間でわずか10試合の登板だったが、巨人での1年間でチーム2位タイの62試合で投げて36ホールド、防御率2.13と覚醒した。松浦に期待がかかるのも無理はない。なお、この年は畠世周投手が阪神へ移籍していた。

 2023年の第2回で加入した馬場皐輔投手は2017年に仙台大から阪神にドラフト1位で入団しており、大きな話題となった。一方で巨人の北村拓己内野手がヤクルトに指名された。馬場は巨人では2年間で9登板にとどまり、2025年オフに戦力外となった。DeNAと育成契約を結び、セ・リーグ3球団目での再出発を図る。

 記念すべき第1回では巨人から戸根千明投手が広島へ。獲得したのは楽天のオコエ瑠偉外野手だった。勝負強い打撃と広い守備範囲で活躍したが、2025年11月28日に球団ホームページに「海外の野球リーグなど他球団でプレーできるチャンスを設けたほうが本人にとって良いとの結論に達し、双方合意の上で11月末に提出する保留者選手名簿に掲載しないこととし、オコエ選手を自由契約選手にいたします」と報告があった。

 オコエは2015年ドラフト1位で関東第一高から楽天に入団。巨人加入3年目の今季は61試合に出場し、打率.246、0本塁打5打点6盗塁だった。

(Full-Count編集部)

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