ド軍に眠る金の卵…“ソト2世”に143メートル弾の怪物 外野に逸材多数、有望株トップ5

ドジャースのホスエ・デポーラ(左)とザイヤー・ホープ【写真:アフロ】
ドジャースのホスエ・デポーラ(左)とザイヤー・ホープ【写真:アフロ】

フリーランドは2025年7月にメジャー昇格…元捕手のキンテロは身体能力抜群

 ワールドシリーズを連覇したドジャースは、大谷翔平投手やムーキー・ベッツ内野手など中核を担う選手こそ“外部”から補強している。一方で、2025年8月にMLB公式サイトが発表したファーム組織ランキングでは30球団中1位にランクイン。若手育成もずば抜けている。2026年、そして黄金時代を担うであろう注目のプロスペクト5人を見てみよう。

 5位は22歳のマイク・シロタ外野手だ。2021年ドラフト16巡目でドジャースが指名するもノースイースタン大へ進学。その後、2024年ドラフト3巡目でレッズに入団した。そして2025年1月、ギャビン・ラックス内野手との交換トレードで“4年越し”のドジャース入りを果たす。2025年は1A・1A+で270打席に立ち、打率.333、13本塁打、OPS1.068をマーク。四球率17.8%という卓越した選球眼が最大の武器だ。

 4位には今季メジャー昇格を果たしたアレックス・フリーランド内野手を挙げる。2025年は3Aの106試合で打率.263、16本塁打を記録し、後半戦にメジャーへ。24歳は29試合で打率.190にとどまるも、2戦連発を放つなど大器の片鱗を見せた。内野全ポジションを守れる汎用性の高さは、まさにドジャース向き。ミゲル・ロハス内野手の残留により出場機会は限られる可能性はあるが、2026年はメジャー定着を狙いたい。

 3位はエドゥアルド・キンテロ外野手。元々は捕手だったが、身体能力を活かすためセンターへ転向。ベネズエラ出身の20歳は2025年に1A+まで昇格した。計113試合で出塁率.415と打席でのアプローチに優れ、19本塁打を放った。マイナー通算245試合で101盗塁を記録した快足に加え、外野転向後170試合で18補殺を記録した強肩も魅力だ。

 2024年にカブスから加入した20歳のザイヤー・ホープ外野手を2位に選んだ。高校時代は投手としても注目され、90マイル中盤を計測した肩は折り紙付きだが、評価の源泉は圧倒的なパワーだ。プロ入り後に肉体改造を施し、2025年オフのアリゾナ秋季リーグでは470フィート(約143メートル)の特大弾を放った。将来的な30本塁打は確実視されており、2026年は2Aでのさらなる進化が期待される。

 そして1位には、MLB公式サイトのプロスペクトランキング全体12位に選ばれたホスエ・デポーラ外野手を推す。2024年オフにフアン・ソト外野手(メッツ)とのトレーニングを経て一皮むけた20歳は、2025年のフューチャーズ・ゲームで3ランを放ちMVPを受賞。年齢にそぐわない打席での成熟度は、まさにソトを彷彿とさせる。スカウトからはヨルダン・アルバレス(アストロズ)とも比較されており、早ければ2026年のメジャー昇格も現実味を帯びている。

 トップ5からは漏れたが、2025年に1A+で100盗塁を達成したマイナー屈指の韋駄天、21歳のケンドール・ジョージ外野手、すでに遊撃でゴールドグラブ級の守備を持つと評されるノア・ミラー内野手ら、逸材は枚挙にいとまがない。改めてドジャースの選手層の厚みは凄まじい。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY