レジェンドも“確約”なし 新戦力は驚異の「14.40」…日本ハム救援陣に起きる熾烈な争い

日本ハムに加入する西川遥輝、有原航平、島本浩也(左から)【写真:小池義弘、加治屋友輝、矢口亨】
日本ハムに加入する西川遥輝、有原航平、島本浩也(左から)【写真:小池義弘、加治屋友輝、矢口亨】

ヤクルトを戦力外となった西川遥輝は5年ぶりの復帰

 2年連続2位から悲願のリーグ優勝を目指す日本ハムは、補強人数でいえば“静かな”オフとなった。伏見寅威捕手とのトレードで阪神から島本浩也投手を獲得。現役ドラフトでは、巨人の菊地大稀投手を指名した。またヤクルトを戦力外となった西川遥輝外野手は5年ぶりの復帰が決まり、ソフトバンクを自由契約となった有原航平投手が6年ぶりに古巣に帰って来る。

 左のリリーフとして期待される島本は、2019年には63試合で防御率1.67という好成績を残した。昨季は16登板に終わったが防御率は1.88。菊地は右の救援として2023年には50試合に登板している。育成契約を経て2025年に1軍復帰し、7登板で防御率1.80、10イニングで16三振を奪い、奪三振率は驚異の14.40だ。

 2025年のチームは9月の救援防御率が12球団ワーストと課題を残した。2年ぶりに1軍復帰した玉井大翔投手は同月防御率6.14、11セーブを挙げシーズン防御率1点台の柳川大晟投手が4.50、通算900登板の40歳・宮西尚生投手が9.00など軒並み苦戦。2024年に最優秀中継ぎに輝いた河野竜生投手は8月23日に出場選手登録を外れて1軍復帰は叶わなかった。それだけに島本と菊地にはシーズンを通して救援の一角としてフル回転することが求められるだろう。

 一方で、“流出”を見てみると、ベテラン捕手だった伏見だけでなく、2022年の首位打者・松本剛外野手がフリーエージェント(FA)権を行使して巨人へ、石井一成内野手が同じくFAで西武へ移籍するなど中心選手が相次いでチームを去った。新庄剛志監督が就任5年目を迎える2026年、どんな選手起用が繰り広げられるのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY