ド軍を2週間で“戦力外”から5か月 宿敵への加入が決定…日本ゆかりの男が逆襲へ

バディ・ケネディはマイナー契約からスタート
わずか10日余りでドジャースを去った男は、今年は宿敵球団で戦うことが決まった。昨季はドジャースで8月の10日余りの間だけプレーしたバディ・ケネディ内野手は、ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。ドジャースでは“穴埋め役”に終わった苦労人は、新天地で活躍の機会を狙うことになる。
27歳のケネディにとって、2025年はまさに波乱万丈の1年だった。フィリーズ、ブルージェイズ、そしてドジャースと3球団を渡り歩き、メジャーでは計13試合に出場。特にドジャースでは、8月に加入して即メジャー昇格。高い守備力で負傷者の穴を埋めたが、7試合で1安打、打率.059と打撃で苦戦した。主力の復帰に伴いわずか10日でDFA(40人枠から外す措置)となる非情な通告を受けた。その後、ブルージェイズとマイナー契約を結び、メジャーで2試合に出場した。
しかし、その数奇な運命は米メディアでも話題となった。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、彼が昨季ドジャースとブルージェイズの両球団に所属したことに言及。「ワールドシリーズでどちらが勝とうとも、彼はチャンピオンリングを手にすることが確実だった」と、メジャー4年目にして訪れた奇妙な“ボーナス”を伝えている。3Aでは通算1704打席で打率.281、出塁率.388と格の違いを見せており、選球眼の良さは評価が高い。一塁、二塁、三塁の守備経験が豊富で、遊撃と左翼も守れる。
祖父はメジャー通算1623安打を放ち、近鉄でもプレーしたドン・マネー氏。ジャイアンツの内野層が厚く、同サイトは「出場機会の選択肢はない」と予想。だが、守備での圧倒的なユーティリティ性は、長いシーズンを戦う上で大きな武器となるはずだ。2026年はメジャー再昇格、そして宿敵への“恩返し”を狙う年になる。
(Full-Count編集部)