530億円男は「悪夢の契約」? 主砲に忍び寄る“低下”…米が警鐘する「62億円」の足枷

パドレスのマニー・マチャド【写真:ロイター】
パドレスのマニー・マチャド【写真:ロイター】

打撃では健在でも指摘された「急落」

 パドレスの看板打者、マニー・マチャド内野手に衝撃の“予言”が突きつけられた。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が、「2028年までにMLBの『悪夢の契約』になり得る9契約」を選出。現在も闘志あふれるプレーで主力として君臨するマチャドが2位に入り、将来的な「不良債権化」に警鐘を鳴らしている。

 記事を執筆したケリー・ミラー氏は、既に締結されている大型契約のうち、数年後に「悪夢」を感じさせるものを予想。33歳のマチャドは2024年は打率.275、29本塁打、105打点、2025年は打率.275、27本塁打、95打点。いずれもシルバースラッガー賞を受賞するなど、打撃面では依然としてトップクラスの数字を残している。しかし、その裏で深刻な影を落としているのが守備力の低下だ。

 若手時代は2度のゴールドグラブ賞を獲得したマチャド。2023年には、守備による失点防ぐ能力を示す「FRV(Fielding Runs Value)」が「+10」、平均的な野手よりどれだけ多くアウトを奪ったかを示す「OAA(Outs Above Average)」が「+12」と優れた数値を叩き出していた。しかし、わずか2年後の2025年には、FRVが「-4」、OAAが「-6」へと急転下。ナ・リーグ三塁手で最多となる16失策を記録するなど、かつての名手の面影は消えつつある。

 記事では「2025年時点でこれほど平凡であれば、2028年にはどれほど悪化しているのか。2033年にはどうなっているのか」と指摘。パドレスは韓国人のソン・ソンムン内野手を獲得しており、マチャドを早々に指名打者へ専念させる可能性にも言及している。だが、問題はその対価だ。2028年から2033年まで、マチャドには年俸4000万ドル(約62億6800万円)が支払われる。

 ミラー氏は「彼は素晴らしい打者だが、アーロン・ジャッジではない。そして、歳を重ねるごとに、彼はますますジャッジとはかけ離れた存在になっていくのだ」と指摘。契約最終年に41歳を迎えるマチャドへの巨額投資が、球団の首を絞める「悪夢」に変わる日は、そう遠くないのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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