初任給は「積み立てNISAに」 異色の銀行マン…西武ドラ6が明かす“未来設計”

若獅子寮に入寮した西武・川田悠慎【写真:伊藤順一】
若獅子寮に入寮した西武・川田悠慎【写真:伊藤順一】

お金を扱う中で野球とは違う緊張感をずっと味わってきた強み

 西武にドラフト6位入団した川田悠慎外野手(四国銀行)が7日、ベルーナドームに隣接する若獅子寮に入寮した。これまでの社業を生かし、初任給については「積み立てNISAの増額」に使うプランも明かした。

 入寮した川田は「いよいよ始まるんだという気持ちが一番強い。テレビで見ていた人たちと一緒にプレーするので、今までと違った気持ちでプレーしていくと思う。そういう人たちに負けないようにやっていきたい」と気持ちを引き締めた。

 西武では1999年の後藤光貴投手(大和銀行=現スカウト)以来となる現役銀行員のドラフト指名となった。初任給の使い方を聞かれると、背筋を伸ばし銀行マンらしく「そうですね、社会人時代からずっと続けている積み立てNISAを増額して、年間枠の120万円をしっかり使いたい」と金融知識に裏付けられた資産の運用方法を語った。

 日々の銀行業務を経験したおかげで、今後の野球にも生かせる部分もある。「これまで学生の頃までは緊張する場面が野球でしかなかったんですけど、銀行員になってお客様と接する機会があって、ましてや、お金を扱う中で野球と違う緊張感とういうのをずっと味わってきた。その部分で野球をしている中でも今まで緊張している部分が、銀行員として仕事をしていく上で気持ちの持ち方ができたことで緊張がいい風にとらえられるようになった。その部分は(野球に)いい感じで生きてくるんではないかなと思っています」。

 また、入寮時に持参したものとして、四国銀行の亀岡洋介監督をモデルにしたLINEスタンプも報道陣に披露した。社会人日本選手権に出場した記念に作成したもで「監督には一番お世話になっていて、日ごろからLINEは使うので、その中で監督への感謝を忘れないという意味でスタンプにしました」と古巣への深い感謝を示した。

 50メートルを5秒7で疾走する韋駄天ルーキーは「いまの日本球界で足を使って活躍する選手は周東選手がパッと誰の頭にも浮かぶ。そういう選手をめざしたい。とにかく足を一番最初にアピールしたいです」と自分の強みをアピールすることも忘れなかった。

(伊藤順一 / Junichi Ito)

○著者プロフィール
東京都生まれ、埼玉育ち。早大卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。整理部を経て野球担当。ヤクルト、西武、ロッテ、日本ハム、MLBなどを取材。2026年1月からFull-Count編集部に所属。

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