たった4億円で迎える“最終年” ド軍剛腕が「台無し」にした数年…据え置きになった年俸

ドジャースのブルスダー・グラテロル【写真:ロイター】
ドジャースのブルスダー・グラテロル【写真:ロイター】

2025年シーズンを全休した右腕

 ドジャースがブルスダー・グラテロル投手と年俸280万ドル(約4億3900万円)で合意し、年俸調停を回避したと7日(日本時間8日)に報じられた。2025年は怪我の影響で全休したものの、年俸が不動だった理由を解説している。

 年俸280万ドルという金額は、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が当初発表していた金額と同じだった。2020年からドジャースに加入した右腕は、平均球速100マイル(約161キロ)近い高速シンカーを武器にブルペンを支え、2023年には自己最多68試合登板で防御率1.20の好成績を残した。しかし2024年は怪我に苦しみ、わずか7登板。オフは右肩関節唇の手術を受けて2025年の復帰を目指していたが、登板ゼロに終わった。

 2026年は、グラテロルがFAとなる前の最終シーズンとなる。「トレード・ルーマーズ」は前年が全休だった選手が年俸調停を控えている時は、年俸が据え置きになるケースが多いと指摘している。

「ここ数年は怪我で台無しとなったシーズンが続いただけに、巻き返しを期すだろう。彼は長年にわたりドジャースの重要なセットアッパーとして活躍してきた。高い球速と非常に高いゴロ割合が持ち味だ」

 2020年から2023年にかけては、173回2/3を投げて防御率2.69を記録し、フォーシームとシンカーはいずれも平均時速約99マイル(約159.3キロ)を計測。インプレーとなった打球の62.5%がゴロだった。

 復活すればワールドシリーズ3連覇へ大きな戦力となる。「怪我に悩まされてはいるものの、8月までは28歳にならないため、FA市場に向かうにあたって良い勢いを持って臨める可能性がある。ただ、年俸を大きく伸ばすためには、言うまでもなくより良い健康状態を維持することが不可欠だろう」。投げることさえできれば、今後さらに高額な契約を手にできるはず。剛腕の復活に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY