今井に99億円投入…来日で気づいたアジア市場の魅力 転機になった日本企業との契約

アストロズオーナーのクレイン氏が来日後にアジア市場の開拓を進言
アストロズは西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指した今井達也投手と3年最大6300万ドル(約99億2500万円)で獲得した。今井は松井稼頭央、青木宣親、菊池雄星に次いで4人目の日本人選手となったが、まだまだ序章に過ぎないようだ。米メディア「ジ・アスレチック」のチャンドラー・ローム記者が、アストロズ専門ポッドキャスト「クラッシュシティ・テリトリー」で伝えている。
アストロズは今井を獲得するまで日本人選手のFA市場に加わっていなかった。転機になったのが2024年11月にアストロズ本拠地球場と15年間の命名権契約を結んだ「ダイキンコンフォート・テクノロジーズ・ノース・アメリカ」の存在だ。世界的総合空調メーカー・ダイキン工業の子会社で、球団オーナーのジム・クレイン氏は日本を訪れたという。ローム記者が日本訪問の中身を明かす。
「ダイキンの人たちがクレーン一行を日本を案内しました。製造工場だったり、野球の球場だったり。そして今日ジムが言っていた通り、そこから目を向けることになったのです。『うわ! たくさんの可能性がここにはあるのか』という気持ちを起こさせたんです」
元々、クレイン氏は大学野球で有名な投手だった。アメリカへ戻った元アスリートの球団オーナーは球団編成部へ進言したという。「もっと韓国、台湾、そして日本にスカウトが欲しい」。アジア市場の開拓へ意欲を見せたという。
2017、2022年とワールドシリーズ制覇。ポストシーズンの常連だったが、昨季は87勝75敗の地区2位でレギュラーシーズンで敗退した。NPB通算58勝の今井を加えた常勝軍団はかつての輝きを取り戻せるか
(Full-Count編集部)