1試合も出ずに60億円確定…判明した不良債権の支払い詳細 40歳まで自動的に手にする大金

エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:ロイター】
エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:ロイター】

レンドンとエンゼルスの契約見直しの内訳が明らかになった

 エンゼルスと2026年シーズンの契約を見直すことで合意したアンソニー・レンドン内野手の後払いの具体的な内容が米メディアによって明らかになった。レンドンは契約最終年となる同シーズンはプレーせず、事実上の退団となる見通し。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者によると2026年度の年俸3800万ドル(約59億6000万円)を5年間かけて支払う形だという。

 MLB公式サイトによると、両者は2026年に支払われる予定だった年俸3800万ドル(約59億6000万円)を分割して支払うことで合意。ペリー・ミナシアンGMは「我々は最終的に契約の見直しをすることにした。彼はスプリングトレーニングには参加しない」と言及した。

 具体的な支払い条件については、本来2026年に一括で支払われるはずだった3800万ドルを、今後5年間にわたって均等に分割する形式が取られるという。これにより、今季のチームの支払額は約760万ドル(約11億9000万円)に抑えられる見込みだ。大型契約の負担を分散させることで、球団は資金的な柔軟性を確保することに成功した。

 レンドンは2020年シーズン前に、ナショナルズから7年総額2億4500万ドル(約384億6000万円)という破格の条件でエンゼルスへ加入した。しかし、移籍後は度重なる負傷に悩まされ続け、かつての打点王の面影を披露する機会は極めて少なかった。2025年シーズン前に股関節の手術を受けたレンドンは、結果として2シーズン連続で欠場することになる。ミナシアンGMは「シーズン中に彼を見ることはないと思っている」と語った。

 今回の決断により、エンゼルスは長年の懸案事項だったレンドンの巨額契約に区切りを付けることになった。空いたロースター枠と捻出された資金を活用し、チームは新たな補強に着手すると見られている。かつてのスター選手との決別は、ドジャースの大谷翔平投手が去った後の新生エンゼルスにとって、将来を見据えた苦渋かつ不可避な選択だったと言えるのかもしれない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY