86球で人生激変「全く違う」 スポンサーとも契約…“戦力外”→ド軍で得た居場所

ドジャースのウィン・クライン【写真:荒川祐史】
ドジャースのウィン・クライン【写真:荒川祐史】

ドジャース・クライン「昨年とは全く違うオフシーズンになっています」

 昨年のワールドシリーズでヒーローの一人になったのがウィン・クライン投手だ。延長18回までもつれたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦では、15回から10番手として救援。4回1安打無失点で勝利投手になった。このほど地元ラジオ局「AM 570 LA Sports」のインタビューに応じ、ドジャース入団によっての“変化”を語っている。

「間違いなく、昨年とは全く違うオフシーズンになっていますね。いろいろなクールなことが起きていて目まぐるしいというか。ブランド(スポンサー)との契約をもらったり、今年の出来事がなければ出会えなかったような人たちと会えたり」

「実績の中に『ワールドシリーズ王者』という肩書きが加わったのは、かなり特別なことです。本当に唯一無二の経験です。だから今は、今年起きたすべての出来事を噛みしめて、ドジャースや、ドジャースを支えてくれている全ての人たちにどれだけ感謝しているかを改めて感じる時間を大切にしています。本当にすごく楽しいですし、みんなからのサポートを実感しながら、そのすべてを肌で感じられるのが嬉しいですね」

 26歳のクラインは2020年ドラフト5巡目(全体135位)でロイヤルズ入り。2024年にメジャーデビューし、同年途中にアスレチックスへ移籍。2025年はマリナーズ傘下タコマでは22試合登板、防御率7.17で事実上の戦力外(DFA)に。6月2日にドジャース入りした。

 ドジャース移籍後は14試合登板で1勝1敗2ホールド、防御率2.35と好アピール。ワールドシリーズでロースター入りして2試合で計5回を投げて2安打無失点。大舞台で結果を出した。

「ああいう場面で投げる経験は、意図的に経験しようとしてするものじゃないと思うんです。だから、すでに経験できたという事実があるだけで、これから起きることが少し楽に感じられる部分はあると思います。ただ、過去に何をやったかが、そのまま未来を決めるわけではないとも思っています。結局は毎回マウンドに上がって、1球1球投げなければいけません」

「それでも、あの経験があって『自分はやれる』という感覚を持てたのは大きいです。本当に大きな助けになっています。ここ数年を振り返っても、本当に特別で、クレイジーな経験でした。だからこそ、しっかりとした自信はあります。最終的には、やっぱり1球1球を大切に投げなければならないんですけどね。でも確実に助けにはなっています」

 ワールドシリーズ2試合で投じた86球は26歳右腕の大きな自信となっている。

(Full-Count編集部)

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