岡本和真が報告会見 「不安はある」明かした葛藤…巨人が退団選手を異例の生配信

会見の様子は「GIANTS TV」で生配信
巨人からポスティング申請し、ブルージェイズと4年契約を結んで入団した岡本和真内野手が11日、東京都内の日本記者クラブで会見に臨んだ。壇上では改めて、憧れの舞台で戦う意気込みや感謝など胸中を伝えた。
報道陣の数に驚きつつも、岡本は「このような機会いただきありがとうござます。山口オーナー、阿部監督、背中押してくれたチームメートの皆様、応援してくれたファンの皆様に感謝申し上げたいと思います」と挨拶。「僕自身ずっと、MLBでプレーする思いを持ちながら野球をしてきましたし、その中で今、リーグは違うけれど、対戦してきた選手たちがアメリカに行って活躍する中で、さらに思いが強くなりましたし、ガラッと環境変わると思うので不安はあります。行くからには活躍したいと思うので、頑張ります」と述べた。
海を渡るスラッガーは4年6000万ドル(約94億円)で契約。背番号はプロ入り後初めての1桁となる「7」をつける。ポスティングによる入団の経緯について「評価していただけるところがあって、僕的にはどこのチームでもうれしかった。それがたまたま、ワールドシリーズをみていたチームに入団することに決まったので」と言及。チーム内での競争は激しいが「その中で勝っていって、試合に出て勝利に貢献できる選手になりたいと思います」と力強く語った。
6月には30歳を迎える中での新たな挑戦。「少しでも長くプレーしたいとずっと思っていますし、自分が一線でどこまでできるかわからないので、後悔なくやっていきたいと思います」と強調した。日本時代は「ストレートに自信はありました」と語り、メジャーでは対戦相手の球速が上がることにも「試合に出ていくためには対応するのは必要になってくると思うので頑張っていきたい」と意気込んだ。
また、トロントの印象は「すごく街がきれい」とコメント。同僚となる2021年ア・リーグ本塁打王のブラディミール・ゲレーロJr.内野手について「いつも動画みていた。スーパースターと同じチームでプレーできるのはすごくドキドキしています」と語った。
2014年ドラフト1位で智弁学園高から入団。2020年から2年連続で本塁打&打点の2冠、2023年にも本塁打王に輝いた。同年3月には侍ジャパンの一員としてワールド・ベースボール・クラシックで世界一も成し遂げた。昨季は左肘怪我の影響で69試合出場にとどまったが、巨人の主砲としてNPB通算1074試合で打率.277、248本塁打、717打点の成績を残した。
この日の“退団会見”にはテレビカメラ12台、記者約50人が駆けつけた。「GIANTS TV」でも生配信されるなど、退団する選手へ異例の対応となった。巨人の選手が日本記者クラブの会見に臨むのは1977年に756号本塁打を放った王貞治氏以来、49年ぶり2人目だった。
(Full-Count編集部)