ド軍、FA超大物タッカーと面談 600億円契約の報道も…絞られた3球団の“争い”

カブスからFAになっているカイル・タッカー【写真:ロイター】
カブスからFAになっているカイル・タッカー【写真:ロイター】

タッカー争奪戦はドジャース、メッツ、ブルージェイズ?

 カブスからFAとなったカイル・タッカー外野手を巡る争奪戦は、3球団に絞られるかもしれない。メッツとオリオールズの元GMで、MLBネットワークラジオの解説を務めるジム・デュケット氏が11日(日本時間12日)、交渉の主要チームとしてドジャースなどを紹介。すでに面談は終えているようだ。

 デュケット氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「リーグ関係者が私に認めたところによると、タッカーとの交渉に関わっている主要3球団(トロント、ドジャース、メッツ)は、スター選手のリクルーティング・プロセスの一環として、すでに対面またはZoomで選手本人との面談を終えたとのことだ」とし、交渉していることを伝えた。そして今後は「3チームのいずれかが近いうちに提示額を引き上げるかどうかが注目される」という。

 米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」が発表したFAランキングにおいて、タッカーは全体1位に位置づけられ、予想契約は11年4億ドル(約626億円)とも報じられている。アストロズ時代の2023年に打点王とシルバースラッガー賞を獲得し、カブスに移籍した昨季は故障もありながら136試合で打率.266、22本塁打73打点、25盗塁、OPS.841をマークした。

 タッカーの持ち味は打撃以外にも守備・走塁のトータルパッケージだ。勝利貢献度WARは2021年以降、毎年4.6以上と高い安定感を維持している。特に交渉に参加しているドジャースにとって、外野手の補強は優先課題。テオスカー・ヘルナンデスの守備は球界最低レベルにあり、タッカー補強となれば大きなプラスとなる。

 また、昨年のワールドシリーズでドジャースを追い詰めたブルージェイズもタッカー争奪戦に積極的に加わっており、オフの補強の“ラストピース”として本腰を入れるかもしれない。近年、大型補強を連発していたメッツはこのオフは小幅にとどまり、むしろ投打の主力が流出。タッカー獲得に乗り出すのも納得と言える状況だ。

 10日(同11日)にはアレックス・ブレグマン内野手がカブスと5年1億7500万ドル(約276億円)で合意した。昨年はレッドソックスと3年総額1億2000万ドル(約188億円)で入団し、オプトアウトしてFA市場に参戦した。タッカーもブレグマンと似た、短期高年俸&毎シーズンの契約破棄という形を模索する可能性も報じられている。

(Full-Count編集部)

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