天才ソトは「大谷翔平ではない」 1185億円契約でも…揺るがぬ“最強20代”の意味

26歳まで出塁率1位が3回&896四球…昨季は初の盗塁王
20日(日本時間21日)に迫った米野球殿堂入り発表を受け、MLB公式サイトのマイク・ペトリエロ氏は「2026年にプレーを見ることができる未来の殿堂入り選手たち」として、現役選手たちをカテゴリー別に分類。ドジャース・大谷翔平投手と2人だけの“特別待遇”を手にしたのが、メッツのフアン・ソト外野手だ。
ペトリエロ氏は「ティア1:確実なレジェンドたち」の次に当たる「ティア2:彼らに並ぶ者は他にいない」に、大谷とソトを位置づけた。ともに2018年デビューの2人は、勝利貢献度WARは49.7と42.3。異常なペースで積み上げているものの当確ラインではない。何より殿堂入り資格の最低10年プレーに該当していないが、ペトリエロ氏は「そんなことは全くもって重要ではない」と断言する。
同士は、大谷は歴史的にも比肩する者がないことを理由に挙げた。そしてソトに関しては「もちろん、ソトはオオタニではない。オオタニのような存在は他にいないのだから」と、大谷には及ばないとする。それでも「我々は彼が10代の頃から『伝説になるのは確実だ』と言い続けてきた。そして現実を見てほしい。26歳という若さにして、守備での貢献が比較的控えめであるにもかかわらず、ソトは野球史上最も価値のある20人の選手の一人にすでに名を連ねているのだ」と言及した。
有望株としてすぐに頭角を現したソトは、3Aとスキップしてメジャーに昇格した。短縮シーズンとなった2020年は打率.351、出塁率.490、長打率.695の“真の3冠”に輝くなど、8シーズンでリーグ最多四球が4度、出塁率1位が3度。通算出塁率.417、OPS.948を誇る。昨季は大谷を上回る15年総額7億6500万ドル(約1185億円)の契約を結び、43本塁打に加えてリーグ最多38盗塁を記録した。
昨年10月に27歳を迎えたばかりで、これまで数々の最年少記録を打ち破ってきた文字通りの天才。あまりに大谷が凄すぎるゆえに過小評価されがちだが、その実力は真に歴史的なレベルにあることは言うまでもないだろう。
(Full-Count編集部)