5位→6位→5位→?…“本気補強”の西武が起こす革命 新戦力が生むケミストリー

即戦力補強で層を厚くした2026年の陣容
西口文也監督が就任2年目を迎える西武の2026年シーズン。2019年以来となるリーグ優勝を目標に掲げる中、オフには積極的な補強を進め、新たな戦力が加わった。実績あるフリーエージェント移籍組に加え、外国人選手、若手、育成を含めた幅広い補強で、チーム全体の底上げを図っている。
新入団選手には小島大河捕手、岩城颯空投手、秋山俊外野手らが名を連ね、投打のバランスを意識した構成となった。投手陣では即戦力と将来性を兼ね備えた顔触れがそろい、野手陣も内外野ともに選択肢が広がった。現役ドラフトでは茶野篤政外野手を獲得し、機動力と守備力の強化を図った。
育成契約を含めた若手投手の補充も目立つ。複数年を見据えた編成の意図が明確で、チーム内競争を促す狙いがうかがえる。新戦力の台頭次第では、既存戦力との相乗効果も期待できる状況である。
実績十分の補強と外野争いの激化
フリーエージェント組では、桑原将志外野手と石井一成内野手を獲得した。桑原は2017年、2023年にゴールデン・グラブ賞を受賞し、2018年にはサイクルヒットを達成。さらに2024年の日本シリーズではMVPに輝いた実績を持つ。長年センターのレギュラーとして攻守でチームを支えてきた経験は、西武にとって大きな戦力となる。
外国人補強では、CPBL通算7シーズンで打率.287、OPS.881、112本塁打を記録した林安可外野手が加入した。長打力を備えた右の強打者で、外野陣の競争を一段と激しくする存在である。既存戦力の底上げと相まって、打線全体の厚みが増すことが期待される。
また、日本ハムから移籍した石井は、昨シーズンにベルーナドームで9試合に出場し、打率.387(31打数12安打)、1本塁打、出塁率.457を記録した。新本拠地との相性の良さを生かし、安定した打撃で存在感を示したいところである。
多様な補強を進めた西武は、2026年シーズンに向けて戦力の厚みと競争力を高めた。新加入選手の融合が進めば、リーグ優勝を狙う土台は整いつつある。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)