山本由伸が唖然「こいつ正気か?」 正捕手の一言に驚愕…明かされた死闘の舞台裏

ウィル・スミスが米メディアで昨年のWSを回顧した
ドジャースのウィル・スミス捕手が12日(日本時間13日)、MLBネットワークの番組「ホット・ストーブ」に出演し、昨年のワールドシリーズ(WS)を振り返った。シリーズMVPに輝いた山本由伸投手が中0日で登板した第7戦に向けての裏話を披露した。
番組の公式X(旧ツイッター)が公開した動画内で、スミスは司会のハロルド・レイノルズ氏から、山本の登板について問われた。第6戦で先発し、6回1失点で勝利を挙げた山本に対し、スミスは「第6戦の後、彼が戻ってきた時に『第7戦のために、一応準備だけはしとけよ。何が起きるかわからないから』って言ったんだ」と明かした。
これに対して山本は驚きの表情で「彼は『こいつ本当に正気か?』って顔で僕を見てたよ」。スミスは笑いながら当時のやり取りを振り返った。
スミスの“予言”通り、第7戦で山本の出番は訪れた。ドジャースは1点を追う9回1死からロハスのソロで同点に。8回途中から第5戦で先発したスネルが救援登板する総力戦となっていた。9回1死一、二塁でサヨナラ負けのピンチとなると「中0日」で山本が登板した。
いきなりカークに死球を与えて1死満塁にピンチを広げたが、バーショは二ゴロで2死に。続くクレメントの大飛球は中堅に入った直後のパヘスが好捕してピンチを脱した。10回は3者凡退で切り抜けると、11回表にスミスが勝ち越しソロを放った。その裏も続投した山本は1死一、三塁とされたが、最後はカークを併殺打に仕留めて胴上げ投手となった。
シリーズMVPにも輝いた右腕について、スミスは「案の定、彼は実際に登板した。彼はポストシーズンを通して、マウンドに立って、ひたすら打者をねじ伏せていた」と称賛。「本当にインクレディブルだよ。僕たちは彼が必要だったし、マウンドに立ってあの活躍をしてくれたのは、本当に特別だった」と改めて感服した。
過酷な戦いを制し、チームを世界一に導いた最強の相棒となった山本。スミスは「彼があのとき僕たちのためにやってくれたことは、一生忘れない」と感謝の言葉を口にしていた。
(Full-Count編集部)