阪神、巨人とは別…DeNAで感じた“違い” 戦力外→育成も「やることは一緒」

DeNAに加入した馬場皐輔「若い選手が多くてエネルギッシュです」
昨季限りで巨人を戦力外になりDeNAに加入した馬場皐輔投手は、育成では唯一の1軍キャンプを過ごしている。入団から6年間所属した阪神を含めて自身3球団目。30歳右腕は「また違った雰囲気なので、新しいなっていう感覚はあります」と新鮮な空気を浴びている。
最も驚いたのが「時間にそんなに厳しくない」ことだという。巨人は“ジャイアンツタイム”という言葉もあるほどで、時間厳守の意識がチームに浸透している。「阪神は15分から20分前くらいが基本でした。それなりに前もって、という感じだったんですけど、ジャイアンツはそれを上回って20分から30分前くらいには行っていました」と振り返る。
DeNAではそんなに早く集合する文化はなく「なので僕も合わせて、ちょっと前に行くくらいです」と笑う。また練習でも個人練習に費やす時間が多く「自主性を重視するので、自分の中で決まった練習がしやすく、効率よく技術向上できています」とうなずいた。
15日に北谷で行われた中日との練習試合では1回を11球で3者凡退。好アピールにも「いつも通りって感じですね。今までやってきたことをやっているだけなので。まだまだ修正するところはあって、ストレートが抜けたりしていたので、低めに丁寧に集められるようなピッチングを増やしていかないとな、とは個人的には思ってます」と先を見据えた。
2017年ドラフト1位で阪神に入団し、2023年オフの現役ドラフトで巨人に移籍。昨季はわずか8登板で防御率3.68にとどまり、オフに戦力外通告を受けた。背番号「115」からのスタートとなったが「やることは一緒なので、特に何も気にしていないです。でも横浜スタジアムで投げるためには支配下にならないと権利がないので。まずは最速でそこを目指して。結果も大事ですけど、内容もしっかりこだわってやっていきたいなと思っています」と静かに闘志を燃やした。
「若い選手が多くてエネルギッシュです」と話す新天地で、まずは2桁背番号を取りに行く。
(町田利衣 / Rie Machida)