故障に繋がる“硬い股関節”をどう改善? 低学年に最適…球速向上に効く「ウミガメ」

読書やスマホを見ながらできる…長坂秀樹さん推奨の「股関節の柔軟性向上」ドリル
体の柔軟性は、野球の技術向上に欠かせない要素。硬ければパフォーマンスは上がらず、怪我のリスクも高まる。神奈川県藤沢市で野球塾「Perfect Pitch and Swing」を運営する長坂秀樹さんは、“重要部位”である股関節の可動域を広げるドリルを紹介している。
投手には股関節の柔軟性が不可欠。硬いと下半身の力をボールに伝えられず“手投げ”になり、肩肘の故障に直結する。「低年齢の時に可動域、柔らかさ、強さを獲得していきたい」と長坂さん。子どもの時期に柔軟性を養うことが、その後の飛躍に繋がっていく。
お勧めドリルとして挙げたのが「ウミガメ」。選手はまず、足を広げて立ち、膝を90度に曲げる。次に膝と肘から先を地面に着け、上体を下半身にじわじわ近付け、股関節に刺激を入れていく。
背中が丸まらないように注意する。コップやペットボトルを背中の上に置けるくらい、へこませることが重要だ。この体勢で上体を下半身に近付けていくと、「股関節に効いているのが分かると思います」。
ウミガメが産卵する時のような姿勢を作ることで柔軟性が高まっていく。おへそが地面に着くくらい、足を広げるように努めたい。「自宅で本を読んだりスマホをいじったりしている時、暇な時にやっていただければ。毎日やってもらいたいですね」。小学校低学年の子どもたちも気軽にトライできるドリルが、球速アップや制球力向上に繋がっていく。
(First-Pitch編集部)
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