スポーツの暴力等相談が過去最多を更新 小・中・高生の被害が7割超…JSPO発表

相談件数は603件…「NO!スポハラ」活動で認知度向上の影響も
日本スポーツ協会(JSPO)は15日、設置している「スポーツにおける暴力行為等相談窓口」への2025年度の相談件数が、過去最多の603件に達したと公式ホームページで発表した。
同窓口は、スポーツ界における暴力、暴言、ハラスメントなどの不適切行為に対応するため2013年3月に開設された。相談件数は開設以降、増加傾向にあり、コロナ禍の影響による一時的な減少を経て、スポーツ活動の再開とともに再び増加に転じているという。JSPOは、不適切行為の根絶を目指す「NO!スポハラ」活動の展開や、窓口自体の認知度が高まったことも件数増加の要因と分析している。
窓口に寄せられる相談のうち、被害者の74%が高校生以下で、小学生は43%。相談者(通報者)の6割以上は保護者となっている。「暴言」や「ハラスメント」に関する相談が多く寄せられる傾向があるという。小・中・高校生が被害者のケースが多数を占めている状況を踏まえ、JSPOは2022年7月から子ども本人が相談しやすい体制を整えるなど、取り組みを強化している。
JSPOは今後も同窓口の運営や啓発活動を通じ、暴力やハラスメントのないスポーツ環境の構築に向けた取り組みを継続していくとしている。相談内容の割合や被害者の内訳、暴力根絶に向けた取り組みなどの詳細は、公式ホームページで公開されている。
(First-Pitch編集部)
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