右投左打に多い“引っ掛け”をどう解消? 正しい前さばき習得へ…大阪桐蔭OBのティードリル

右投げ左打ちに多いNG動作解消…理想のスイング軌道作るドリル
右投げ左打ちの打者に多く見られるエラー動作が、バットを体に巻き込むようなスイング。投手側の右手が利き手のため、前でさばく意識が強すぎると“大根切り”のようなスイング軌道になり、強い打球を飛ばせない。大阪桐蔭高時代に通算33本塁打を放ち、甲子園に2度出場。現在はベースボールアドバイザーとして子どもたちを指導する生島峰至さんは、振り出しからインパクトまで強く振る意識が重要と説く。
「前でさばく」こと自体は正解だが、「後ろがあってはじめて前があります」と生島さん。後ろ(振り出しからインパクト)を意識せずインパクトに向かうと、スイング軌道は投手方向ではなく一塁方向に向き、引っ掛けた打球になってしまう。センターへ強い打球を飛ばすには、「後ろ」の意識が必要になる。
推奨するドリルは、スタンドティーの捕手側の地面にボールを4~5球真っすぐ並べる。バットの芯部分が、ボールの上を通るように意識して振り、スタンドティーに置かれたボールを打つ。インパクトまでの捕手側のスイングを意識して振ることが、軌道改善のポイントになる。
もう1つ意識したいのが“両手の使い分け”。バットを引いてくる右手の役目はインパクトの前までで、そこから左手にスイッチする。スタンドティーの捕手側に並べられた複数のボールのうち、最も投手寄りに置かれたボール付近がスイッチするポイント。「インパクトの前で左手にスイッチして、左手で押し込むことができたら、前に強いスイングができます」と生島さんは説明する。
前でさばく意識が強くインパクト後のスイングを優先すると、バットは投手方向に出なくなる。右手で引っ張り続けるのもNGだ。振り出しからインパクトまでの軌道を整え、両手をバランスよく使えるようになれば、前に強く振ることができる。その結果、センター方向へ強い打球を飛ばせるようになるはずだ。
(First-Pitch編集部)
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