星稜中、“継投ノーノー”で5年ぶり5度目のV 南星中は奮闘もあと1歩…「中学生の甲子園」決勝

「第43回全日本少年軟式野球大会ENEOSトーナメント」決勝
中学軟式野球の日本一を決める“中学生の甲子園”「第43回全日本少年軟式野球大会ENEOSトーナメント」は14日、横浜スタジアムで決勝戦が行われ、星稜中(石川)が南星中(沖縄)を9-0で破り、5年ぶり5度目の優勝を果たした。
試合は星稜中が序盤から主導権を握った。初回に四球と2つの失策で1死満塁とすると、5番・橋本優悟の打球が失策を誘い先制。さらに押し出しで加点し、2死から8番・本山倖太朗が右前打を放って計4点を奪取した。
3回には7番・茅崎晃年の左翼への二塁打などで3点を追加。4回にも再び茅崎が適時打を放ち、5回にも1点を追加した。守っては先発したエース・藤田尚暉が4回まで安打を許さず、バトンを受けた北本悠太朗も好投。7回に再び藤田が登板し無失点で抑え、“継投ノーヒットノーラン”で優勝に花を添えた。

2021年以来となる頂点に立った星稜中・五田祐也監督は、「ここまで来るのは想像できなかった。昨年ここ(決勝)で負けて、自分たちの実力を自覚してみんなで努力してきたことが、一体感につながったと思います」と選手を称えた。エース・藤田は「ノーヒットに抑えているのは気づいていたんですが、気にしないで勝つことだけを考えました」と明かした。

2017年以来、9年ぶり2度目の出場で初優勝を目指した南星中・前城弥監督は、「悔しさが残る試合でした。失策絡みで4失点した初回の守備が響いてしまいました」と話した。3回から救援で登板した主将・喜屋武歓大(きゃん・かんた)は「自分たちのペースで試合を進められず負けてしまいました」と涙ながらに振り返った。
(磯田健太郎/Kentaro Isoda)
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