大谷翔平は「先発ローテの大きな一員」 指揮官語るリハビリ状況と来季への期待
マドン監督がオンライン会見「リハビリプログラムも順調に消化しているようだ」
エンゼルスのジョー・マドン監督は18日(日本時間19日)、来季の二刀流復活を目指す大谷翔平投手について、「状態はいいと聞いている。健康次第だが、(先発ローテの)予定に入れたいと思っている」と開幕ローテとして期待した。
シーズン序盤に右前腕筋を痛めて今季も打者に専念。シーズン終了後に投球練習を再開した。「来季もまた6人制ローテーションを導入する考えはある。もちろん、ショウヘイはローテーションの大きな一員だ。彼が今現在そうであるように良い状態である限りは」と期待した。
このオフに大谷は個人的な理由でシアトルを訪問したという。マドン監督は「2週間前に(広報部長の)アダムと話したが、アダムは彼(オオタニ)をシアトルで見たらしい。オオタニは今日本にいるんじゃないかと思っている。それなりの強度で問題なく投げていて、ボールもなめらかに出ていると聞いている。プログラムも順調に消化しているようだ。それが私が聞いている詳細の全てだが、みんなそれにとても勇気づけられている。トレーニングスタッフが彼をアリゾナで見たが、みんなその状態に満足していたようだった。だから、私は信頼している」と明かした。
このオフもバッテリーが補強ポイント。日本人選手では菅野智之投手、有原航平投手がメジャー移籍を目指してポスティング申請している。「あまり知らないんだ。残念ながら私は知らない」と話すにとどめた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)