指揮官が解任危機のマーリンズ オーナーが後任候補の情報収集を進める?

NYの地元紙が報じる、後任候補に挙がるメッツ3A監督を下調べか

 イチロー外野手が所属するマーリンズのオーナーを務めるジェフリー・ローリア氏が、成績不振で解任危機となっているマイク・レドモンド監督の後任候補の情報収集を進めていると米メディアが報じた。地元紙「ニューヨーク・ポスト」が「オーナーが監督人事に関する宿題を済ませる」との見出しで特集したもの。指揮官の去就問題は、現地で過熱の一途をたどっている。

 マーリンズは22日(日本時間23日)のフィリーズ戦に6-1で勝利し、連敗を5で止めたが、ここまで4勝11敗。16~19日には同じナ・リーグ東地区の首位メッツに4連戦でスイープ(全敗)を食らうなど、苦しい戦いが続いている。

 地元紙マイアミ・ヘラルドは19日、レドモンド監督が解任危機にあり、チームはメッツ3Aラスベガスのウォーリー・バックマン監督を後任候補にリストアップしていると報じ、米ケーブルテレビ局「コムキャスト・スポーツネット・ワシントン」(電子版)もチームが危機的状況にあると伝えていた。

「ニューヨーク・ポスト」の新たなレポートによると、ローリア氏はメッツとの連戦中にバックマン監督がメジャーリーグを率いる能力を持っているか、関係者から情報収集していたという。バックマン氏はメッツと契約中で、契約解除にはメッツと交渉する必要があるために、下調べと捉えられたようだ。

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