田中将大、強力打線相手の好投で高評価 「またも好投」「デトロイトを席巻」
3連勝逃すも、2戦連続QS、3安打1失点の内容を米メディアも称える
ヤンキースの田中将大投手は23日(日本時間24日)、敵地でのタイガース戦で今季4度目となる先発登板に臨み、6回1/3を投げて、3安打1失点、6奪三振、2四球。味方の援護がなく、3連勝はならなかったが、地元メディアは「センセーショナル」と2試合連続の好投を高く評価している。試合は2-1でヤンキースが勝利し、3連勝をマークした。
田中はこの日94球を投げてストライクは60球、ストライク率は64%。2試合連続のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)で、防御率は3.22となった。
日本人右腕が力投を見せた一戦について、MLB公式サイトは「タナカとアニバルの決闘の末、ヤンキースはタイガースを下す」と見出しで特集。2013年最優秀防御率の相手先発アニバル・サンチェスとの見どころ満載の投げ合いを称えている。
特集ではともに6回1/3を投げ、田中とサンチェスの両先発が2人で計4安打しか許さなかったことに言及。寸評では「今季初の通常の登板間隔で田中は先頭打者に二塁打を許す。強烈な内野ゴロと四球の後、続く打者19人のうち18人を打ち取った。この18人の最初のアウトはマルティネスの犠牲フライだった。タイガースは1-0でリードしたが、田中相手にそれ以降、攻撃の形を作れなかった」と伝えている。