四国IL香川、燕戦力外の近藤一樹と兼任コーチで契約 NPBの“近鉄戦士”は坂口だけに
新天地へ抱負「微力ですが役にたてるように」
独立リーグ・四国アイランドリーグplusは4日、香川オリーブガイナーズが2020年限りでヤクルトを戦力外になった近藤一樹投手と選手兼投手コーチとして契約したことを発表した。昨季すでに3人だった「近鉄戦士」のひとりで、岩隈久志氏は引退。近藤の独立リーグ入りによって、NPBではヤクルトの坂口智隆外野手だけになった。
近藤は「この度、香川オリーブガイナーズ球団に選手兼任投手コーチとして入団いたします。厳しい勝負の世界で、選手として競争と向上をし合い、指導者として個々のレベルアップ、チームの勝利を目指し微力ですが役にたてるように取り組んで参ります。コロナ禍という中で香川から明るいニュースを少しでも多くお届けできればいいなと思っています」とコメントした。
2001年のドラフト7位で近鉄に指名されて入団した近藤。球団合併に伴う分配ドラフトでオリックスへと移籍すると、2008年には先発として2桁10勝をマークした。2016年途中にトレードでヤクルトに移籍すると、2018年には74試合に登板して35ホールドをマーク。最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。昨季は20試合登板にとどまり、戦力外通告を受けていた。
(Full-Count編集部)