ダルビッシュのトレード移籍にカブス同僚も驚愕 「仲間を失うのはいつも辛い」

パドレスにトレード移籍したダルビッシュ有【写真:Getty Images】
パドレスにトレード移籍したダルビッシュ有【写真:Getty Images】

カブスのイアン・ハップがダルビッシュの電撃トレードについて語る

 昨年末に衝撃が走ったダルビッシュ有投手のパドレスへのトレード移籍。日本人初の最多勝を獲得したエース右腕の放出にカブスの元同僚も驚きを隠せなかったようだ。地元ラジオ局「The 670 Score」が伝えている。

 カブスからはダルビッシュと女房役を務めたビクター・カラティニ捕手の2人がチームを去ることになり、パドレスからは昨季7勝を挙げたザック・デイビーズら計5選手が交換要員となった。

 年末に決行された電撃トレードに同僚のイアン・ハップ外野手も「ダルビッシュとカラティニがもうカブスの一員でないなんて、驚きだよ。ダルビッシュは本当にファンに愛されていたと思う。彼の成長を、そしてここ数年間で彼がチームにとって、どんな存在だったかをこの目で見てきた」と、エースの移籍を惜しんだ。

 ハップは昨季57試合に出場し打率.258、12本塁打28打点をマーク。メジャーデビューから4年連続2桁本塁打を記録するユーティリティプレーヤーはダルビッシュが投げる後ろで守ることを楽しみにしていたようで「彼の投球を見るのが好きだった。素晴らしい同僚だったし彼は一緒に居て楽しい良いヤツなんだ。仲間を失うのはいつも辛いことだよ」と、複雑な胸中を明かしていた。

 それでも、チームが行った大型トレードには理解を示しているよう。プロスペクトの獲得も将来的なチーム事情を考えれば致し方ないことで「球団のプロセスを信頼しないといけない」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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