元G松井氏が史上最年少43歳7か月で一発殿堂入り! 原、金本氏らも当選
43歳7か月での殿堂入りは野茂英雄を抜き最年少記録
平成30年度野球殿堂入りが15日、公益財団法人野球殿堂博物館から発表された。競技者表彰は「プレーヤー表彰」と「エキスパート表彰」の2部門で、「プレーヤー部門」では候補1年目の松井秀喜氏が336票(91.3%)、阪神・金本知憲監督が278票(75.5%)で一発当選した。
プレーヤー表彰は現役を引退したプロ野球選手で引退後5年以上経過した人。その後、15年間が選考対象となる。エキスパート表彰は現役を引退したプロ野球のコーチ、監督で、引退後6か月以上経過している人。または現役を引退したプロ野球選手で、引退後21年以上経過した人となっている。
松井氏、金本監督2名が初年度で殿堂入りしたのは初めとなった。「エキスパート部門」では昨年62票で得票率55.4%で次点だった原辰徳前巨人軍監督が96票(78.7%)と有効投票数の75%を超え殿堂入り、また特別表彰委員会から中京大学野球部長、監督などを歴任した故・瀧正男氏が殿堂入りした。
通知式には金本監督、原氏に松井氏の父・昌雄氏が出席。松井氏は野茂英雄氏の45歳4か月の最年少記録を塗り替える43歳7か月での殿堂入りとなり「この上ない喜びと光栄な気持ちであります。巨人軍入団以来、共に汗を流し、付きっきりで指導いただきました。長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督とのご縁が無ければ、本日の名誉ある日を迎えられなかったのではと感じております」と恩師に感謝のコメントをよせた。