出回る噂を真っ向否定 NPBも“OK”のバウアー、移籍の条件は「中3日登板」への理解?
自身のYouTubeを公開し、飛び交う憶測の真偽を自ら解説
レッズからFAとなった昨季のサイ・ヤング賞右腕トレバー・バウアー投手が自身の公式YouTubeを更新。移籍先を決めるにあたって重要視することは何かを語った。
今オフFA市場の目玉とされるバウアー。MLB全30球団のみならず、NPB球団からのオファーも検討すると口にしてきた右腕の去就には日々注目が集まり、様々な憶測を呼んでいた。そんな中、公開された動画では、飛び交う憶測の真偽を自ら解説。移籍先に求めている条件を明かした。
まず、「地理的な要素」と「マーケットの大きさ」はそこまで重要視しないことを強調。地元ロサンゼルスなど西海岸の球団や、メディア露出度の高い人気球団を望んでいるという噂を否定した。
重要視している点として、動画の中で盛んに口にしていたのは「パートナーシップ」という言葉。研究熱心で知られるバウアーは、データを活用した独自の理論を構築し、トレーニングに励んできた。SNSなどを通じたファンとの交流も積極的。ときに“鬼才”とも表現されるバウアーのやり方を尊重し、協力してくれる球団であることが重要であるという。
バウアーのかねての希望である「中3日登板」について前向きに話し合いできることも「パートナーシップ」の一例として挙げられている。他の投手との兼ね合いも含め、投手陣全体のパフォーマンスが上がる方法を一緒に議論したいという希望を語った。
その他、ワールドシリーズ制覇を狙える球団であることに加え、お金ももちろん重要な要素であると言及。野球界を発展させるために自身が展開しているビジネスについて触れ、その継続のためにもお金は必要である、と説明した。また自分の価値にふさわしい報酬も求めていると話したが、具体的な金額などの条件については触れなかった。
(Full-Count編集部)