中日新助っ人ジー、年俸は最大2億1000万円超か QSやイニング数で出来高
米記者が契約詳細を伝える、基本給は約1億9000万円
中日への入団が決まったディロン・ジー投手について、今季年俸は170万ドル(約1億8800万円)プラス出来高になっていると米メディアが報じた。2014年にはメッツで開幕投手も務めた右腕。1年でのメジャー“返り咲き”を目指しているとも報じられており、並々ならぬ意気込みで日本のマウンドに上がることになりそうだ。
米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏は自身のツイッターで「ディロン・ジーの中日ドラゴンズとの正式な契約:1年170万ドルに最大30万ドル(3325万円)のインセンティブ(10回のクオリティースタートで15万ドル、140イニングで5万ドル、140イニングで5万ドル、150イニングで5万ドル)。2018年の12月1日にはフリーエージェントになる」と伝えている。
基本給の約1億8800万円にクオリティースタート(QS、6回以上を投げて自責3以下)の回数などに応じて出来高がつく契約。2018年の報酬はトータルで最大200万ドル(約2億2166万円)になる可能性があるという。
メジャー通算165試合(128試合先発)で51勝48敗1セーブ、防御率4.09の成績を誇る右腕。ローゼンタール氏はジーの契約直後のツイートでは「4月に32歳になるジーは、日本で先発投手としての立場を再確立して、19年にはメジャーに戻る計画だ」とも綴っていた。
実績十分の右腕は5位からの巻き返しを目指す中日の“救世主”となれるだろうか。
(Full-Count編集部)