楽天、2021年スローガンは「一魂 日本一の東北へ」 一文字は石井新監督が揮毫
東日本大震災から10年の節目、13年以来の日本一へ「今年は勝負の年」
楽天は18日、2021年シーズンのスローガン「一魂(いっこん)日本一の東北へ」を発表した。11年の東日本大震災から10年の節目。球団側は「チームも選手もファンも、一丸となり1試合、1プレー、1球に魂を込めて闘う。『日本一の東北へ』、全員で一心不乱に挑む。その闘志漲る想いを『一魂(いっこん)』というスローガンに込めました」と説明した。
「魂」の文字を横切るように大きな一文字を配したデザイン。あえて力強い「一」と「魂」の言葉を重ねることにより、「心ひとつに」という意志を強調。「一」の文字は、石井一久GM兼監督の揮毫によるもので、宮城県出身の若手書道家・相馬美希さんによる「魂」の書とコラボレーションしている。
20年シーズンはコロナ禍に翻弄され、そして今季も厳しい状況で迎えつつある中、「2021年は新型コロナウイルスという新たな強敵とも、全国民が手を携え、立ち向かわなければいけないとき。昨年の無観客試合や動員制限の試合で、選手たちは『ファンの声援のチカラ』を改めて感じました」と強調。13年以来の日本一に向け「今年は勝負の年」と位置付けた。