MLB120試合登板の左腕に、クローザー候補も ヤクルト2018年の助っ人陣容
2017年は球団ワースト記録を更新する96敗を喫したヤクルト
2017年は屈辱的な1年になったヤクルトスワローズ。2015年にはセ・リーグを制覇したチームが2年後には45勝96敗2分とどん底のシーズンを味わうことになった。借金51。シーズン96敗で球団ワースト記録更新と不名誉な記録まで残ってしまった。
序盤から主力に故障者が続出。川端、雄平、畠山、小川、秋吉とチームの中心選手が次々に離脱した。5月末から10連敗、7月には14連敗を喫し、復調の兆しもないままに、シーズンが終わった。5位の中日とも15.5ゲーム差という大差をつけられ、ぶっちぎりの最下位だった。
助っ人勢で言えば、新外国人だったブキャナンがチームで唯一、規定投球回に到達。6勝13敗という数字はチーム成績を考えれば、致し方ない部分もあり、役割は果たしたと言えるだろう。バレンティンも32本塁打を放った。打率.254は物足りないものの、まずまずの成績だったのではないだろうか。
ただ、期待されたオーレンドルフは1勝も出来ないままに、シーズン中に退団。ギルメットも期待されたほどの結果を残せず、ルーキは22ホールド7セーブを挙げたものの、契約更新とはならずに退団となった。リベロ、グリーンの野手2人は目立った活躍もなく、チームを去った。