ルーキー3人、大物感漂う19歳右腕も 阪神1軍キャンプ抜擢の期待の若手

甲子園での活躍を目指し、ドラ1馬場らが阪神の1軍キャンプスタートとなる
甲子園での活躍を目指し、ドラ1馬場らが阪神の1軍キャンプスタートとなる

金本知憲監督就任3年目を迎える阪神、ドラ1馬場らが1軍キャンプに

 2018年、12球団が一斉にキャンプをスタートさせる2月1日まであと少し。各選手はそれぞれ行ってきた自主トレを打ち上げ、球団によってはキャンプ地へ前乗りしての合同自主トレをスタートさせているところもある。球春到来は目前に迫っている。

 2017年、セ・リーグ2位だった阪神。NPB史上初となる“60試合クインテット”の鉄壁リリーフ陣が中心となってチームを支え、78勝61敗4分、貯金17の成績を残した。だが、クライマックスシリーズではファーストステージで3位のDeNAに敗れ、悔しい形でのシーズンの最後を迎えることになった。

 金本知憲監督が就任して3年目となる2018年シーズン。若い力が徐々に力をつけ、レギュラーの座をつかみ始めている。その一方で、福留、鳥谷といったベテランが依然、チームの核を担っている。2005年以降遠ざかっているリーグ制覇のためには、より一層の戦力アップが必須。ベテランを押しのけるだけの選手の台頭が、チーム力をさらにアップさせることになるだろう。

 阪神の春季キャンプは1軍が沖縄の宜野座村、ファームは高知の安芸市で2月28日まで行われる。新たな新戦力台頭が望まれるこのキャンプ。ここでは、1軍キャンプに抜擢された、飛躍が期待される若手選手(1軍通算出場10試合未満)をピックアップしてみたい。

○馬場皐輔投手(22歳、新人)
 仙台育英高から仙台大学を経て、2017年のドラフト1位で阪神へ。同期入団の熊谷、ソフトバンクの上林は高校時代の同級生。最速155キロのストレートを持つ本格派ながら、カットボール、スライダー、スプリットなど7種の変化球も持つ。即戦力右腕として大きな期待をされている。

ドラ4ルーキー島田は中学時代に桐生祥秀に勝った男

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY