大谷翔平の“パワフルすぎる”全47本塁打分布図 MLB公式も注目「障害ない、力強い」
メジャー通算47本塁打のうち24本塁打が中堅方向「フィールド真ん中にかっ飛ばすように出来ている」
今季の二刀流復活が期待されるエンゼルス・大谷翔平投手。17日のキャンプインを前に、大リーグ公式サイトは「見るまで信じられないであろうスプレーチャート」として中堅方向中心の打撃に注目している。
逆方向の左翼へもアーチを飛ばせる大谷。MLB公式サイトが公開したスプレーチャートでは中堅やや左が赤く染まり、多くの打球が飛んでいることが分かる。大谷のメジャー通算47本塁打のうち24本が中堅方向。中堅への長打率.792はメジャートップクラスであることを伝え、MLB公式は「オオタニのスイングはフィールドの真ん中にボールをかっ飛ばすように出来ているようだ。そして奥行きにおいては障害になるものがほとんどないほど、彼は力強い」と伝えた。
記事ではスタットキャストが導入された2015年以降のメジャー打者の打球方向に注目。昨季ア・リーグ首位打者のヤンキース・ルメイヒューが逆方向中心の打撃であること、フィリーズと再契約したディディ・グレゴリアスの本塁打方向が右中間方向へ集中していること、俊足のアストロズ・アルトゥーベが980安打のうち175本が内野安打であることなどを伝えている。
大谷は昨季44試合出場して7本塁打。2018、19年と長打率5割を超えていたが、昨季は.366と今ひとつ長打力に欠けた。今季は本拠地エンゼル・スタジアムなら中堅後方の岩山「ロックパイル」付近へのアーチ連発を期待したいところだ。