大谷翔平、新打撃フォームは「率が残る可能性が高い」 初ライブBPで手応え
20球中、7スイング「5本くらいいい当たりだった」
エンゼルスの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)、米アリゾナ州テンピで行われているキャンプで実戦形式のフリー打撃「ライブBP」を行った。今キャンプで軸足の左足にしっかり体重を乗せてから打ちにいく新たな打撃フォームに取り組んでいるといい「5本くらいいい当たりだった。振りに行った時のコンタクトもできていたと思う」と手応えを口にした。
軸足を意識した下半身主導の打撃フォームは「去年から言われていたし、自分でも感じていましたが、リハビリと並行してやっていたので難しかった」と説明。その意図を次のように説明する。
「しっかり軸足に乗っていないと飛距離を出そうとしたときに、身体のひねり、上半身のローテーションで飛ばしたくなる傾向がある。そうすると率につながらない傾向がある。しっかり下で回れている時は、上(上半身)がフリーになり、率が残る可能性が高い。ゲームで(この形で)打つかどうかではなく練習で取り組んでいくことが大事。まずはしっかり(軸足に)乗せるのが大事だと思います」
4投手を相手にしたこの日のライブBPでは計20球に対して7スイング。手応えを掴んだようだ。「比較的ストライクとボールの判断ができていた。いいボールに対して振りに行った時のコンタクトもできていたと思います」。
昨季は打者として打率.190、7本塁打。今季の巻き返しへ、順調に歩を進めているようだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)