大谷翔平の打撃は「昨年のどの時よりも良い状態」 2安打発進に指揮官はご満悦

オンライン会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
オンライン会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

「非常に良いバランスで強烈な打球が出ていた」

■エンゼルス 4-4 Wソックス(オープン戦・日本時間2日・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、アリゾナ州テンピで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。今季初実戦は右前打、左前打、三飛の3打数2安打だった。好スタートを切った二刀流右腕についてジョー・マドン監督は「昨年見たどの時よりもかなり良い状態のようだ」などと高く評価した。

 大谷は1回に低めをとらえて右前打。3回には高めの直球を左前へ。広角に安打を放った大谷は「いい感じでボールを捉えにいけた。バランスを保ってスイングできているし、いい見送り方ができている」と手応えを口にした。

 そんな大谷の状態に指揮官もご満悦。「ナイス。非常にナイスだ。このキャンプを通して見てきた通りだった。非常に良いバランスで、強烈な打球が出ていた。打席での状態も良さそうに見えた」と語った。

 エンゼルスの監督に就任した昨年、大谷は打者として44試合に出場して打率.190、7本塁打、24打点と不本意な成績に終わった。「私たちが今見ている彼の一貫した感じやバランス、アプローチ……打撃コーチたちは非常に満足しているようだった。ショウヘイもね。彼なら継続できると分かっているし、昨年見たどの時よりもかなり良い状態のようだ」と今季の活躍に強い期待を抱いていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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