「第2の藤川球児いるじゃん」 高専出身、阪神ドラ8右腕の投球にファン驚愕
石井大智は秋田高専卒、四国IL高知からD8位で入団
■阪神 9-3 広島(オープン戦・10日・甲子園)
阪神のドラフト8位ルーキー、石井大智投手(四国アイランドリーグ・高知)が10日、広島とのオープン戦で6点リードの9回に登板。1イニングを鮮やかに3人で締めた。最後の打者クロンを148キロ速球で三振に仕留めた投球に「第2の藤川球児いるじゃん」など、ファンから多くの称賛コメントが寄せられている。
石井大は9-3で迎えた9回に登板。鈴木を右飛、正隨を遊飛、クロンを空振り三振に仕留めて試合を締めた。DAZNが「ルーキーがきっちり締めた。最後は直球でクロンを三振に切って取り、快勝に華を添えた」として映像を投稿すると「第2の藤川球児いるじゃん」「完全に即戦力でいける」「クロンをストレートで三振取ったのは凄い」「この独立最強ピッチャーやばい」など、ファンから期待のコメントが続々寄せられている。
昨年秋のドラフト会議では、支配下選手で最下位指名。秋田高専を卒業しており、11年ぶりに高専出身選手が指名されたと話題になった。オープン戦では2試合に投げて2イニングを無失点。許した走者も四球による1人だけでまだ安打を許していない。無名の23歳が開幕1軍を果たし、サクセスロードを駆け上がれるか。今後の投球が注目される。