マン振りせずに185キロ… スタントンの超高速場外弾にファン「ボールぶっ壊した」
今オープン戦第1号は打球速度185キロの場外弾
■ヤンキース 6-5 パイレーツ(オープン戦・日本時間11日・タンパ)
まさにロケットだ。ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手は10日(日本時間11日)に行われたパイレーツとの一戦で、今オープン戦第1号となる場外3ランを放った。打った瞬間にそれとわかる圧巻の185キロ弾を見たファンは「ボールぶっ壊した」とそのパワーに愕然としている。
3回裏無死一、三塁の場面だった。打席に立ったスタントンはパイレーツ先発アンダーソンの外角寄りに甘く入った5球目の直球に対し、力感がないながらも高速スイングで完璧に捉えた。インパクトの瞬間から恐ろしいほどのスピードで左翼方向に伸びる打球は、瞬く間に場外へと消えていった。
この驚愕の一発をニューヨークのTV局「YESネットワーク」が公式ツイッターで公開。ファンからは「その打球はまだ空を飛んでいる」「なんて弾丸だ!」「絶好調のようね!」と通算312本塁打を誇る大砲の一振りに驚くしかなかった。過去2シーズンはわずか41試合出場で7本塁打と精彩を欠いているだけに、13年3億2500万ドル(約354億円)の契約に相応しい活躍が期待される。